UTMパラメータとは?
UTMパラメータとは、URLの末尾に付ける「流入元を計測するためのタグ」です。?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=spring_sale のように付与すると、Google Analytics 4(GA4)がこの値を読み取り、 「どの広告・メール・SNSから、どのキャンペーンで訪問が来たか」をレポートで正確に把握できます。
広告・メルマガ・SNS・QRコードなど、複数の流入経路を運用しているほど、 UTMパラメータを統一して付けておくことで「どの施策が成果につながったか」を比較できるようになります。 本ツールは、このUTM付きURLを入力フォームから登録不要・無料で生成できます。
このツールの使い方(3ステップ)
- タブを選ぶ:通常のWebサイト・LPなら「ウェブサイト用」、アプリ配信なら「Google Play用」「App Store用」を選びます。
- 必須項目を入力:計測したいURLと、参照元(utm_source)・メディア(utm_medium)・キャンペーン名(utm_campaign)を入力します。任意項目は「任意項目を表示」から追加できます。
- 生成URLをコピー:下部に表示されたURLを「コピー」ボタンで取得し、広告やメール、SNS投稿のリンク先に貼り付けて使います。
入力値は表記ゆれ防止のため「小文字に統一」をオンにしておくのがおすすめです。
各項目の意味と入力例
| パラメータ | 意味 | 入力例 |
|---|---|---|
| utm_source | 参照元(どこから来たか) | google, newsletter, x |
| utm_medium | 媒体の種類 | cpc, email, social, banner |
| utm_campaign | 施策名・プロモ名 | spring_sale, launch2026 |
| utm_id | キャンペーンID(GA4集計用) | abc123 |
| utm_source_platform | 出稿基盤など | Google Ads |
| utm_term | 有料検索のキーワード | running+shoes |
| utm_content | A/Bテストやリンク区別用 | logolink, textlink |
媒体別・UTM設定例(コピペ用)
代表的な流入経路ごとに、推奨される utm_source と utm_medium の組み合わせ例をまとめました。 社内で値を統一する際の基準としてお使いください。
| 流入経路 | utm_source | utm_medium |
|---|---|---|
| Google検索広告(リスティング) | cpc | |
| Yahoo!広告 | yahoo | cpc |
| Facebook / Instagram広告 | facebook / instagram | paid_social |
| X(旧Twitter)投稿 | x | social |
| LINE公式アカウント | line | social |
| メールマガジン | newsletter | |
| YouTube | youtube | video |
| QRコード(チラシ・店頭) | flyer / poster | offline |
| プレスリリース | prtimes | referral |
utm_campaign は施策ごとに共通の名前(例: spring_sale_2026)を全媒体でそろえると、 GA4上で「春セール施策」を横断的に比較できます。
UTMパラメータの命名ルール
UTMで最も大切なのは「表記を統一する」ことです。値がバラつくと、同じ流入元が別々に集計され、 レポートが分断されて分析できなくなります。次のルールを社内で決めておきましょう。
- すべて小文字に統一する(GA4は大文字小文字を区別するため)。
- 単語の区切りはアンダースコア(
_)でそろえる。スペースは使わない。 - 媒体の呼び方を1つに固定する(
facebookとfbを混在させない)。 - utm_campaign に日付や年を含めると、後から施策を振り返りやすい(例:
webinar_2026q2)。 - 命名ルールをスプレッドシートで一覧管理し、チームで共有する。
よくある間違い
- 大文字小文字の混在:GA4は区別します。
Emailとemailは別集計になるため統一しましょう。 - 半角スペース:URLでは
%20に変換され読みづらくなります。_を使いましょう。 - 日本語の使用:エンコードされて長く読みにくいURLになります。英数字を推奨します。
- 同じ施策で表記揺れ:
fbとfacebookが混在すると別流入として分散します。 - サイト内リンクへの付与:自社サイト内のリンクにUTMを付けると、GA4のセッションが途中で切れて参照元が上書きされます。UTMは外部からの流入リンクにのみ付けましょう。
GA4での確認方法
付与したUTM値は、GA4の「レポート > 集客(トラフィック獲得 / ユーザー獲得)」で確認できます。utm_source はセッションの参照元、utm_medium はメディア、utm_campaign はキャンペーン名として表示されます。 「探索」機能で セッションのキャンペーン をディメンションに追加すれば、施策別の成果も分析できます。 データの反映には数時間〜1日程度かかる場合があります。
自動タグ(gclid)との違いと使い分け
Google広告には、UTMを手動で付けなくても流入元を計測できる「自動タグ設定(gclid)」という仕組みがあります。 GA4とGoogle広告を連携している場合、Google広告には自動タグだけで十分で、 手動UTMと併用すると二重計測の原因になることがあります。
一方、メルマガ・SNS投稿・他社広告・QRコード・プレスリリースなど、 自動タグが付かない流入には、本ツールでUTMを手動で付与する必要があります。 「自動タグが効く流入はそのまま、効かない流入は手動UTM」と覚えておくと整理しやすいです。
AndroidとiOSの計測の違い
Androidは「Play Install Referrer」という仕組みで、Playストアリンクに付けたUTM値を インストール後のアプリまで引き継げます。一方iOSは、Appleのプライバシー方針により この引き継ぎがなく、URLパラメータ方式が機能しにくいのが実情です。 iOSではSKAdNetworkやApple Search Adsが計測の主流となります。 そのため本ツールのApp Store用タブは、本家ツール準拠で用意しつつ、注意書きを添えています。
よくある質問(FAQ)
UTMパラメータとは何ですか?
WebサイトのURL末尾に付ける、流入元を計測するためのタグです。utm_source(参照元)、utm_medium(媒体)、utm_campaign(施策名)などがあり、Google Analytics 4(GA4)がこの値を読み取って「どの広告・メール・SNSから来たか」を集計します。
このツールは無料ですか?登録は必要ですか?
完全無料・登録不要です。入力した値はサーバーに送信されず、すべてブラウザ内で完結します。
utm_source と utm_medium の違いは?
utm_source は「どこから(例: google, newsletter)」、utm_medium は「どんな種類の媒体か(例: cpc, email, social)」を表します。source が具体的な発生源、medium がその分類だとイメージすると分かりやすいです。
大文字と小文字は区別されますか?
GA4は区別します。Email と email は別の値として集計されるため、表記を統一することが重要です。本ツールには『小文字に統一』オプションを用意しています。
iOSアプリのキャンペーン計測はなぜ別扱いなのですか?
AndroidはPlay Install Referrerでインストール元のUTM値を引き継げますが、iOSはAppleのプライバシー方針によりこの引き継ぎがなく、URLパラメータ方式が機能しにくいためです。iOSではSKAdNetworkやApple Search Adsが計測の主流です。
utm_campaign にはどんな値を入れればよいですか?
施策やプロモーションを識別できる名前を入れます。例: spring_sale(春セール)、webinar_0601(6/1のウェビナー)、launch2026(新商品ローンチ)。日付や年を含めると後から振り返りやすくなります。スペースは使わず、単語はアンダースコア(_)でつなぐのが定番です。
Google広告やYahoo!広告にも手動でUTMを付ける必要はありますか?
Google広告は「自動タグ設定(gclid)」をオンにし、GA4と連携していれば手動UTMは基本不要です。手動UTMと自動タグを併用すると二重計測の原因になることがあります。一方、メルマガ・SNS投稿・他社広告・QRコードなど自動タグが付かない流入には、本ツールでUTMを手動付与してください。
日本語やスペースは使えますか?
技術的には使えますが推奨しません。日本語はURL上でエンコードされて非常に長く読みにくくなり、スペースは %20 に変換されます。英数字とアンダースコア(_)で統一するのがベストプラクティスです。
作ったURLはどこに貼ればよいですか?
広告の遷移先URL、メルマガ内のリンク、SNS投稿のリンク、QRコードの遷移先などに、そのまま貼り付けて使用します。リンク先(ランディングページ)の表示内容は変わらず、流入元の情報だけがGA4に記録されます。
ヒートマップでサイト改善まで回したい方は、XTVの HeatMapX もあわせてご覧ください。